地球にやさしい都市づくりをめざして──丸の内熱供給株式会社は、21世紀の都市環境を守るエネルギーシステム、地域冷暖房を提供しています。
1970年代の東京都心では、皇居の松が枯れるなど大気汚染が深刻な状況でした。
そのため公害防止の観点から地域冷暖房の促進が不可欠とされ、1973年に三菱地所をはじめとするエリア内の地権者が中心となって当社が設立されました。
設立時の株主は20社。(その後39社まで増え、現在は20社、うち三菱地所は65.59%を保有)
いわばスマートコミュニティーの先駆けとも言える動きで、エリアの環境マネジメントを開始しました。
国内に75社ある熱供給会社の中で、当社の売上高は第2位とトップクラス。また従業員数は164名です。(2024年6月1日現在)
第51期(2023年4月から2024年3月)は、185億4300万円です。過去5期、売上高は安定的に推移しています。
2023年度の供給エネルギー実績は、冷熱が1,375TJ(約58%)、温熱が975TJ(約42%)となっています。
大手町地域、内幸町地域、丸の内一丁目地域、丸の内二丁目地域、有楽町地域、青山地域の計6エリア、総供給区域面積は約122haです。
筆頭株主は三菱地所で、持株比率は65.59%です。その他は金融機関や、地権者など19名で構成されています。
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